セルフレジは、お客側自身で商品を精算することができることから、スムーズな会計が行われるため注目されています。
お店側は人件費が抑えられたり、お客側は店員と会話しなくて済むなどのメリットが考えられます。
しかしデメリットとして万引きによる窃盗が増えたり冤罪と疑われるのではないかという懸念が広がっています。
もともとセルフレジの清算は性善説(人間の本性は基本的に善であるとする説)、つまり真面目に清算をするだろうという考えからなっています。
そのため故意ではなくてももしもセルフレジでごまかした場合(清算ミスでごまかしてしまった場合)に後日逮捕されることはあるのかという不安は利用者に対して常に付きまといそうです。
そこでこちらの記事では、セルフレジでごまかした場合に後日逮捕されるのかについてご紹介させていただきます!
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セルフレジでごまかした場合に後日逮捕されるのか
スーパーやコンビニなどで導入されたセルフレジで、清算をごまかした場合に後日逮捕されるということは可能性として大いに考えられます。
田舎のコンビニにセルフレジ‼️
こないだまでなかった気がする pic.twitter.com/ULwl0xUeaQ
— あんず@管理栄養士×投資家 (@nutriinvester) July 31, 2020
セルフレジでごまかした場合にセキュリティー面でバレる
後日逮捕される理由としてあげられるのは、防犯カメラと一人以上の監視員などセキュリティー面での強化です。
疑われる行動や不審な動きをみせれば、防犯カメラに映像として記録が残るし、その場で気づいた監視員が話しかけてくると思います。
その場で監視員をやり過ごしたとしても、防犯カメラの記録を調査されれば疑いの目は増すでしょう。
特に防犯カメラの映像に犯罪の証拠が残っていれば、次に来店した際にお店の裏に連れていかれることがあると思います。
来店しなくてもお店が被害届を出して警察が調査を開始すれば、お店の周辺地域の監視カメラで特定され家までやってくることだってあり得ます。
こうしたセキュリティー強化の面から、警察に後日逮捕される可能性があると考えられるのです。
そうなれば前科が付いたりお店側から入出禁止にされたり、経歴にも社会的にも汚点となります。
セルフレジでごまかした場合は重量でバレる
スーパーなど一部のセルフレジでは商品が入ったカゴの重さとバーコードを読み込ませ済みの商品を置く側の両方で重さを計っています。
そのため双方の重量の変化で不正がないかをチェックしてるため読み込ませをせずに袋に入れるとすぐバレてしまいます。
もちろん全ての商品の大まかな重量が予め登録されており、複数買った物の一つだけを読ませてその1個だけ買ったことにしても重量の変化からバレることになります。
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セルフレジでごまかした場合は万引きによる窃盗罪に相当するのか
セルフレジでごまかした場合ですが、万引きによる窃盗罪に相当します。
Wikipediaには万引きの説明がこのように記されています。
万引き(まんびき)とは、商業施設において買い物客を装って代金を支払わずに無断で商品を持ち去る犯罪行為の通称であり、通称で罪の重さイメージを薄くしているので商品窃盗(しょうひんせっとう)に報道機関も統一すべきと指摘されている。刑法に“万引き”という区分は無く、一般的に「窃盗罪」で、「刑法第235条」によって「10年以下の懲役もしくは、50万円以下の罰金」という刑罰が与えられる犯罪行為である。
つまりスーパーやコンビニなどのセルフレジでごまかした場合に、万引きによる窃盗罪が適用され「10年以下の懲役もしくは、50万円以下の罰金」という刑罰が与えられます。
例えば200円くらいの晩御飯のおかずの清算をごまかしただけで、2,500日分のおかずの罰金を払わなくてはいけなくなります。
罰金が払えないとしたら10年以下の懲役を受けなくてはいけません。
考えるだけでもぞっとしませんか?ちゃんと真面目に清算していればこんなことにはならなかったのにと後悔することでしょう。
セルフレジでごまかした場合は海外では詐欺罪にも
またレジがコンピューターであるとみなされるのであれば、電子計算機使用詐欺罪(コンピューター詐欺罪)の対象となるようです。
実際にオーストラリアの35歳の女性が詐欺罪で逮捕された事例があります。
【海外発!Breaking News】手製のバーコードを使ってセルフレジでお買い上げ 詐欺罪で女が逮捕(豪) – https://t.co/Nt8opmNdUU pic.twitter.com/dmXmzbAdBF
— テックインサイト (@Techinsight_JP) February 16, 2017
その際は偽のバーコードを読み込ませたとなっていますので、安い商品のバーコードを読み取り高い商品をかごに入れたら同じ罪に問われると考えられます。
ただ海外の事例なので日本ではどのような罪で問われるかは、どういう風にごまかしたのか次第となりそうです。
今後は、レジ袋が有料化となりましたので商品をそのまま手に持って帰る人が目に見えて多くなり、それに伴い万引き犯と監視員の両方が増加していくと思います。
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まとめ
セルフレジで後日逮捕されないようにするためには、日ごろから疑われるような行動をしないことが先決です。
こちらの記事では、セルフレジでごまかした場合に後日逮捕されるのかについてご紹介させていただきました!
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!
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